【筋トレ】自分を客観的に見ること

f:id:yurulow23:20200707084309j:plain

どうも。

キクです。


僕はここ数ヶ月減量に励んでいます。

特に難しいことはしておらず、メインで取り組んでいることとしては

・晩御飯で炭水化物を取らないこと

・筋トレ後に少し有酸素運動をする

くらいなものです。


減量スタート時に僕は数枚の写真を撮りました。

減量前後で身体の変化を比較してみたかったからです。

そしてつい先日ふと思いました。

 
「今どのくらい変化したのだろう?」

 
そこでスタート時と同様に、数枚の写真を撮りました。

写真は"思い出を残すツール"でもありますが、今回紹介するように

"自分を客観的に見るツール"

としても有効だなと感じました。

今回は"写真から見えた客観的な自分"というテーマで書いていこうと思います!


「自分を客観的に見ること」について、下記の2点について触れていこうと思います。


・写真で見えた客観的な自分

・改善のためにとった行動

 
それでは、よろしお願いします。

 写真で見えた客観的な自分

冒頭でも触れたように、減量での経過観察を見るべく先日数枚の写真を撮りました。

具体的には身体の全面と後面の2枚。

この2枚の写真から僕はいくつか感じることがありました。

ひとつは

「減量スタート時と比べて絞れてきてる!」

ということ。

これは嬉しい発見でした。


そしてもうひとつは

絞れてきてるんだけどなんか気になる

という感覚でした。

しばらく写真を眺めていると、あることに気が付きました。


「肩周り、特に肩後部が小さいのか」

 
筋トレをしている方は分かると思いますが、トレーニングしていると日頃から鏡を見る回数は多いと思います。

・・・そんなことないですか?(・_・)

 

そんな中、写真を見ることで感じる身体への違和感。

普段鏡越しに目にするのは身体の全面が圧倒的に多いからというのもありますが、それでも背面のバランスを改めて見ると気付きがありました。


なぜそのように感じたのか。

僕が思うに、普段鏡で自分を見ている時は良くも悪くも"フィルター"がかかっているのではないかと思います。


"電話で自分の声を聞いた時に変な感じがした"

 
そんな経験をしたことがある人は多いと思います。

 

「人から聞いた自分の声はこんななのか?」

 

客観的に自分の声のことを考える瞬間だと思います。

今回の「写真で自分の身体を見た時に違和感を感じた」というのもこの部類なのではないかと思いました。


ここから思ったのは、

"写真は自分を客観的に見るためのツールとしても活用できるのでは?"

ということです。

カメラを通して見ることにより、普段自分の目で見ている自分とは違った姿を見ることが出来ました


そのおかげで僕は自分の弱点部位を把握できたので弱点を改善するための行動にすぐさま移ることが出来ました


今から肩背面を改善した姿を想像してワクワクしています(笑)

 
難しいことではないので、1度写真を撮って違った自分を見てみることをおすすめします!

 改善のためにとった行動

改善のために僕がとった行動としては以下です。

 

1.弱点部位を鍛える方法をピンポイントで探す
2.調べた内容を即実践する

 
弱点部位すなわち鍛え方が甘い部位なので、ピンポイントで鍛えた翌日は筋肉痛がきました。

嬉しい痛みです!

分かる人には分かると思います(笑)

 
写真を撮って自分の弱点に気が付かなければ実践しなかった行動です。

 

ちなみに今回参考にさせていただいたトレーニングメニューは下記になります!

■Koukiさんの動画

www.youtube.com

 

■JINさんの動画

www.youtube.com

 

どちらのトレーニングも軽い重量でも全然問題なく効きます!

肩後部を意識しながらじわじわと追い込んでいくことで確実に刺激が入ると思います!


■さいごに

いかがでしたでしょうか。

自分の写真を撮る機会はなかなかないかと思いますが、"自分を客観的に見る"という目的のために撮ってみるのはおすすめです!

毎日鏡で見ていると気付かない変化も、間を空けた変化の写真を比べるとで意外と変化しているということに気付くことができます。

そうすることで自分の頑張りを感じることも出来ますし、モチベーションを高めることにも繋がります!


僕も今後定期的に写真を撮って、

・弱点の把握

・改善方法の調査

・改善のための行動

というサイクルを回していきたいと思います!


このサイクルは筋トレに限らず仕事などをする上でも大切な考え方だと思うので、

写真を撮る以外にも「自分の弱点は何か?」を意識することで成長できそうですね!


ではでは!

【読書】「脳を最適化すれば能力は2倍になる」から学んだこと

f:id:yurulow23:20200705165147j:plain

 

どうも。

キクです。

 

最近読んだ本の中に今回紹介する

"脳を最適化すれば能力は2倍になる"

というものがありました。

こちらの本では、数ある脳内物質の中から

ドーパミン

ノルアドレナリン

・アドレナリン

セロトニン

メラトニン

アセチルコリン

・エンドルフィン

をピックアップして紹介されています。

それぞれの役割だったり、生成方法、仕事をする上での役立て方などの観点から話が進められています。

 

その中から僕が印象的だった「セロトニン/メラトニン」について記事にしていこうと思います。

今回は下記4点の構成で書いていきます。

 

セロトニンってどんなもの?

メラトニンってどんなもの?

セロトニンメラトニンの関係性は?

・僕が実践していること

 

それではよろしくお願いします。

 

タイトル:脳を最適化すれば能力は2倍になる

著者  :樺沢紫苑

出版社 :文響社

セロトニンってどんなもの?

まずはじめに、セロトニンには下記のような働きがあります。

-主な効果-

・精神の安定感や平常心を保つ

・脳を活発に働かせる

 

セロトニンが分泌されることにより、身体に力が湧いてきて、さらに頭もスッキリします。

ではどのようにしたらセロトニンを多く分泌させることができるのか。

-セロトニンを活性化させる方法-

日光を浴びる

・リズム運動

・咀嚼

 

セロトニンの合成と分泌は日の出とともに盛んになり、午後から夜にかけて低下するという仕組みになっています。

太陽光という光刺激をきっかけにセロトニンが活性化することにより脳全体が活発になり、1日の活動をスタートさせることができるのです。

 

日光を浴びる理想的な方法としては、朝起きて散歩をしたりするのがいいと思いますが、本書では「カーテンを開けた状態で寝る」ということもオススメされていました。

その理由としては、カーテンを開けた状態で寝ることで起床時点で既に日光を浴びているのでセロトニンが活性化した状態で朝を迎えることができるからです。

 

どの程度活性化するのかについても、面白い例を挙げて紹介されていました。

 

セロトニンの活動レベルを0100とした場合、

・カーテンを閉めていた場合、起床時0

・カーテンを開けていた場合、起床時10

 

「たった10だけ?」

僕はそう感じましたが、取り上げられていたカーレースの例で納得しました。

 

カーレースを例とした場合、

-前者:信号が青になってからエンジンをかける

-後者:青になった段階でアクセル全開にできる

とてもイメージが湧きやすい例だなと感じました。

起床した時点でアクセル全開にするため”準備ができている”ということで、010の差は小さいようで大きいということが分かりました。

 

多くの人が仕事の時間に合わせて起床し、通勤電車にストレスを感じながら出社をしていると思います。

そんな状態では「朝日をまともに浴びる」ことは難しく、頭がボーッとした状態で会社に着くのではないでしょうか。

 

でもカーテンを開けた状態で寝るくらいなら誰でもできます

そうすることでセロトニンが活発になり、出社する頃には頭が冴えているという状態を作り出すことができるのでおすすめです。

メラトニンってどんなもの?

続いてメラトニンについては下記のような働きがあります。

-主な効果-

・寝付きを良くする

・質の高い睡眠が得られる

・ぐっすり眠れる

 

そうです、メラトニンは主に”睡眠”に関わる物質になります。

先ほどのセロトニンが日中活動物質なのに対して、メラトニンは夜間活動物質です。

 

メラトニンは昼間に比べ、夜間の方が510倍生産されるそうです。

上記のような効果が得られることからも、ぐっすり寝るためにはメラトニンを多く分泌させることが重要そうだと分かりますね。

 

それでは、どのようにしたらメラトニンを多く分泌させることができるのか。

それについては次項で触れていきたいと思います。

セロトニンメラトニンの関係性は?

メラトニンを分泌させる方法を残してこの項目に入ってきました。

その理由はこうです。

 

メラトニンを生成する物質はセロトニンであるから”

 

はい、メラトニンという物質はセロトニンを基にして生成されるみたいなんです!

 

本の中でこの項目の内容が紹介されているのを読んだ時には思わず

「そうなんだ!」

と思ってしまいました(笑)

すごい繋がった感じがしたんですよね。

 

話を戻します。

ぐっすり寝るためにメラトニンを多く分泌させたい!

そのためには上記の通り、メラトニンを生成する基となるセロトニンが必要です。

 

・朝日を浴びることでより多くのセロトニンを分泌され、夕方ごろからメラトニンに変換される

・多くのメラトニンを生成することができればぐっすり眠ることができる

 

いい循環だと思いませんか?

これを上手く利用しないわけには行かないと思いました。

僕が実践していること

僕がこの本を読んでから意識的に実践していることについて紹介します。

簡単に言うと、ここで紹介したことです(笑)

それでも少し掘り下げないと終わってしまうので掘り下げます。

 

まずはセロトニンについて。

僕はこれまでの記事でも触れたように、朝にジムに行ってトレーニングをします。

この時やるのはウェイトトレーニングなどの無酸素運動

有酸素運動はどちらかというと苦手なので、取り入れていませんでした。

 

しかし、セロトニンの活性化方法の中にあった「リズム運動」に適した運動の1つにジョギングがあります。

ウェイトトレーニングに比べてジョギングなどは、

同じテンポで運動をする

というイメージすることができるかと思います。

これがリズム運動に該当するわけです。

さらに僕が通うジムの場合、窓際にランニングマシンが設置されているため朝日を浴びることもできてしまうんです!

 

これがまあ気持ちいんですよ。

 

有酸素運動に苦手意識を持っていましたが、

セロトニンが活性化しているぞ!」

と考えながら取り組むのがなんとなく気持ちよくて、今日も継続して歩いてきました!

ちなみにご参考までに、歩く時間は30分程度にしています。

 

感覚的な話になってしまいますが、実践し始めてからは1日1日を気持ちよく過ごせていると感じています。

 

次にメラトニンについて。

上記の通り、おそらく朝の有酸素運動で比較的多くのセロトニンを分泌できているので、メラトニンに変換させるためのストックは多いはずです。

そう思い込んで取り組むことも大事かなと思います。

※私はそう思い込んでやってます(笑)

 

しかし、メラトニンを生成する上ではある行為に注意をしなければなりません。

それは「夜間にブルーライトを浴びること」です。

これをしてしまうとメラトニンの分泌が抑制されてしまうのです。

 

スマホPCなどの液晶画面から発せられる光がブルーライトなので、質の高い睡眠を得たければ夜間のスマホ操作などは控えた方が良さそうですね。

そのため僕は夜間にはブルーライトカットメガネをするようになりました。

こちらについても感覚的な話になりますが、ブルーライトをカットすることで睡眠の質が高まっている気がしています!

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回紹介したセロトニンメラトニンは日常を活発的にするためには重要な物質であると言うことは伝わったのではないかと思います。

僕自身、これらを多く分泌させるように心がけてから元気が漲っています!

なので、本記事を読んでくださった方にも何かしら自分の生活の中に取り入れられそうなものから実践していただいて、ぜひこの感覚を感じて欲しいなと思います。

 

今回紹介したセロトニンメラトニンといった脳内物質に興味を持つきっかけとなれれば嬉しいです。

 

ではでは!

【技術】NetAppで最近覚えたことvol1_エクスポートポリシー

f:id:yurulow23:20200704191840j:plain


どうも。

キクです。

 

ここ最近は業務でNetAppに触れる機会が多く、いろいろなことを吸収できている気がしていて楽しいです。

そんな僕がNetAppをしっかり触り始めたのは今携わっているプロジェクトが始まってから。

そのため深掘った知識は正直まだないのですが、初心者だからこそ分からなくて調べたことをブログとして残せたらなと思い書いています。

初心者目線の記事と思ってお手柔らかに見ていただけると幸いです(笑)

 

今日書くテーマは「エクスポートポリシー」という技術

この技術に関して、今回は下記3点について書いていこうと思います。

 

・エクスポートポリシーってどんなもの?

・ボリュームとの関係性は?

・エクスポートポリシー「default」とは?

 

それではよろしくお願いします。

エクスポートポリシーってどんなもの?

エクスポートポリシーとは簡単にいうとボリュームに対するアクセス制御を設定するポリシーです。

エクスポートポリシーを構成する要素として、「エクスポートルール」というものがあります。

構成はこんな感じです。

 

エクスポートポリシー

  └エクスポートルール1

  └エクスポートルール2

       ・・・

  └エクスポートルールX

 

クライアントからのアクセスは、このエクスポートルールの内容に従って制御されることになります。

エクスポートルールでは以下のような観点からアクセス制御を実施することができます。

 

NFSSMBなどクライアント側から送信されるファイルアクセスプロトコル

・ホスト名やIP

KerberosAUTH_SYSなどクライアントからの認証セキュリティタイプ

 

この中から1つまたは複数設定可能で、複数設定した場合にはすべての条件に一致しないとアクセスは拒否されることになります。

 

エクスポートルールにはインデックス番号というものが紐付いており、クライアントからのアクセスは番号が若いルールから順に審査されていきます。

条件にあったルールが存在していればそのルールが適用され、それ以降のルールについては処理されません。

そのため、例えばルールインデックス1番で「すべてのアクセスを拒否」としていた場合、それ以降のルールで条件に合うものが存在したとしてもアクセスできないことになります。

 

このようにしてエクスポートポリシーの中でエクスポートルールを設定して、クライアントからのアクセスを制御することができます。

ボリュームとの関係性は?

エクスポートポリシーはボリューム1つ1つに個別に設定することが可能です。

1ボリューム1エクスポートポリシーの関係性。

そのためボリューム毎にアクセス制御を設定することが可能です。

エクスポートポリシー「default」とは

エクスポートポリシー名「default」とは、SVM作成時に自動的に作成されるものです。

SVMは「エクスポートルールを備えたエクスポートポリシーが存在する必要がある」という決まりがあるので、このでdefaultは削除することはできません

またdefaultは空のエクスポートルールのみを持った状態で作成されます。

 

空のエクスポートルールとはどのような状態なのか?

 

前の項目でエクスポートルールについて触れましたが、「すべての条件に一致しないとアクセスは拒否される」と書きました。

「空」つまりは「一致する条件がない」ということなので、この状態ではクライアントからのアクセスはすべて拒否されるということになります。

 

もちろんこの状態だとクライアントからのアクセスが全く通らず使い物にならないので、下記のような設定をしてクライアントからのアクセスを制御する流れになるかと思います。

 

default内のエクスポートルールを追加する

・独自のエクスポートポリシーを作成する

 

この「エクスポートルールが空の場合、全アクセス拒否」という仕組みは、僕自身が調査を進めていく中でも感心したポイントでもあり、

 

「そのまま空の状態にしておいた方がいいのかな?」

 

とも感じました。

もちろん設計によって様々だとは思いますが。

 

そのように感じた理由に関して少し解説します。

まずSVMは必ず「ルートボリューム」というボリュームを保持しており、このルートボリュームにデフォルトで紐付くエクスポートポリシーは「default」になります。

また通常のボリューム作成時に、ボリュームへ紐付けるエクスポートポリシーを指定しなかった場合にはルートボリュームに紐付くエクスポートポリシー、つまりdefaultが紐付けられます。

ここでdefaultのエクスポートルールが空の状態であれば、ボリューム作成段階では誰もアクセスすることはできません

 

これが仮にdefaultにルールを追加してしまった場合、

例えばクライアントAとクライアントBがいたとして、default内にクライアントAを許可する設定をいれたとしましょう。

次にクラアントB用のボリュームを作成します。

この時に

・クライアントB用の独自エクスポートポリシーが存在しない

・存在していても指定し忘れてdefaultが割り当たった

などといったことが起こると、意図せずクライアントAからクライアントB用のボリュームにアクセスできることになってしまう可能性があるのでセキュリティ上好ましくないなと感じました。

 

そんな理由から、defaultは空の状態であった方が安全なのではないかと思いました。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

最近触る機会が増えた程度なので深い話はできませんでしたが、僕と同じく触り始めの方で「それ気になってた!」と感じてくださることがあれば嬉しいです。

 

僕自身このように文字として書き起こして振り返ることで復習にもなりました。

背伸びせず今の自分のレベル感にあった記事を書いていきたいなと思います。

 

ではでは!

【読書】「お金2.0」から学んだこと

f:id:yurulow23:20200315190404j:plain


どうも。

キクです。

 

今回は、普段身近にあるけど意外と知らない「お金」に関する書籍を読んだので、面白かった部分や勉強になった部分を掻い摘んで書いていこうと思います。

専門的な用語には触れず、直感的に「なるほど」と思えた内容を書いていきます!

 

タイトル:お金2.0

著者  :佐藤航陽

出版社 :幻冬舎

 

「お金2.0」の意義

当書冒頭において書き内容が記されていました。

「お金や経済のメカニズムを理解し使いこなすことで、人間がお金に対して抱く負の感情から解放されるかもしれない」

「お金というフィルターを外して外して人生を見つめ直すことで、人生本来の本質的なテーマに向き合えるかもしれない」

 

つまり当書を通して"お金"というものへの理解を深め、"お金に踊らされない人生"を送るきっかけになればそれだけで当書を読んだ意味はあったと感じられると思いました。

私も含め、「お金は使うけどお金について実際のところよく知らない」人は多いと思うので当書は勉強になるかと思いました。

 

「~2.0」の意味

当書に限らず「~2.0」という題名の書籍を目にすることはありました。

2.0」とは既存の枠組みを無視して、全く別の仕組みをゼロベースから構築する考え方ということだと知りました。

 

お金とは

お金はもともと

”物々交換の不便さを補うためのツール”

として取り入れられたものでした。

時代によってお金としての形状は異なるものの、その本質は変わりませんでした。

 

しかしそれがいつしかお金自体がパワーを持つようになり、お金を集めることを目的にする流れが強くなりました。

それが今の資本主義という考え方にあたります。

 

うまくいく経済システムの5つの要素

そもそも経済システムは自己発展的に成長していく仕組みである必要がある。

誰か個人が抜群に努力しているおかげで回っている仕組みでは長続きしない。

もし個人に依存しているのであれば、その人がいなくなった途端に会社が潰れてしまうということになりかねないからです。

 

その自己発展生を実現するための5つの要素として以下が紹介されていました。

フェイスブックやグーグルなど成功している企業はこれら5つの要素が明確にしっかりしているそうです。

 

インセンティブ

参加する人に対する報酬がなければ長続きはしません。

給与を例にとってみても

「給料のもらえない会社で働き続けたいか?」

と聞かれれば、多くの人が「No」と答えると思います。

そのくらいインセンティブという面はかけてはならない存在です。

 

②リアルタイム性

人間は変化が激しい環境ほど緊張感を持って活発に活動できます。

毎日同じ内容の仕事をこなしていれば作業としては慣れるかもしれませんが、次第にやる気はなくなっていくと思います。

私自身の感覚でいうと、変化があると不安になります。

しかし実際にその変化のある作業を終えると「楽しかった」「いい経験になった」と感じていることが多い気がします。

 

③不確実性

自らコントロールできる「実力」の要素と、全くコントロールの効かない「運」の要素が程よいバランスの環境の方が持続的な発展が望めるそうです。

 

人は確実性を求めます。

それは不確実なものは失敗する恐れがあるからです。

不確実性をなくし、確実性を高めるために行動します。

つまり事象に不確実性があった方が人は行動するということなのだと思いました。

初めから確実なものだったら人の行動量は格段に落ちるということになります。

 

ヒエラルキー

ヒエラルキーとは「階層的構造」を意味する言葉です。

偏差値、年収、順位など自分の立ち位置が分かる指標を可視化することで人の行動力は上がります。

確かに自分の立ち位置が分からないと

「何をどのくらい頑張れば目指す位置まで行けるのか?」

が分からなくなってしまいます。

 

⑤コミュニケーション

参加者同士のコミュニケーションの場を設けることも大事な要素の1つだそう。

問題があった場合にはアイディアを出して助け合ったり、議論して互いに高め合ったり。

ここにもヒエラルキーが存在すれば、

自己を高めよう!

と思えるきっかけの場にすることもできます。

 

"報酬回路"の活発化

この項目は当初の中でも特に面白いなと感じた内容でした。

 

人間や動物は、欲求満たされた時に「報酬系」または「報酬回路」と呼ばれる神経系が活性化し、ドーパミンなどの快楽物質を分泌します。

この報酬回路があることで、人間の行動力の動機付けになっています。

ドーパミン欲しさに人は頑張るのだと知りました。

 

この報酬回路は、欲求が満たされたタイミングだけでなく、それを期待できる状態においても刺激されるそうです。

Twitterやインスタグラムでの「いいね」もいい例です。

「いいね」が実際に多くついた時はもちろん、自分の中で「いいねがたくさんもらえそう」と想像している時点においても同様に報酬回路が刺激されていると体験的に想像できます。

 

多量ドーパミン注意

脳は疲れない器官だと言われています。

人は一度報酬回路が刺激されることによる快感を体験すると、それが癖になり何度も求めようとします。

実際それで行動量は格段に上がると思います。

しかし脳がそれに耐えられたとしても、それに付随して動く体や心は披露していきます。

 

それを意識してバランスよく適切にドーパミンの分泌を狙うのが大切であると思いました。

 

物知りであること自体の価値は下がった

インターネットが普及する以前は”物知り”である人は高い評価を得ていたはずです。

しかしグーグルが誕生し、欲しい情報が迅速に検索できるようになったことにより物事を知っていること自体には価値がなくなってきています。

もちろん知らないよりは知っていた方がいいに決まっています。

しかし調べれば分かることを覚えることに自分のリソースを割くよりも、その情報を生かすすべを持っている人の方が高い価値を得る時代であるということを再認識しました。

 

「価値主義」という考え

価値という言葉自体は曖昧なものです。

しかし、これからの時代では「お金にはならない」と切り捨てられてきたものが価値を持つと書いてありました。

 

価値には以下の3種類があると紹介されていました。

 

①有用性としての価値

資本主義社会でメインとして扱われてきた価値

お金になるか、利用できるかなど「役に立つことが価値のあること」という観点

 

②内面的な価値

役に立つかどうかという観点とは別に、個人の内面的な感情に結びついている価値

実生活など表には出てこないが、「楽しい」「嬉しい」など個人の内面でポジティブな効果をもたらすものが「内面的な価値がある」と評価される

 

③社会的な価値

個人ではなく社会全体の持続性を高めるような活動がもつ価値

資本主義社会では個人の利益が重要視されてきたが、もっと全体のためになること扱ったもの

 

資本主義社会では②③は切り捨て、①のみを追い求めてきました。

しかし例えば①でお金になるかどうかばかりを追求し、②のそこで働く社員の気持ちを考えなかった場合どうなるか。

これはいわゆる”ブラック企業”と言われる形式になってしまいます。

もちろんそんな企業ばかりではありませんが、②③も切り捨ててはならない重要な価値であるということを学びました。

 

年齢による捉え方の違い

人間は自分が生まれた時に既に存在したテクノロジーに関しては、何の違和感もなく受け入れることができます。

15歳~35歳の間に生まれたテクノロジーは、「新しくエキサイティングなもの」として受け入れることができます。

35歳以上になって生まれたテクノロジーは受け入れがたいものになってしまうそうです。

 

この項目も面白いなと感じました。

 

人の脳は一度常識が出来上がってしまうと、そのなかで物事を考えたり判断するよう人ってしまうため、新しく生まれた技術についても「今までと違う」と比較する形で見てしまうそうです。

その結果、素直に受け入れられなくなってしまいます。

 

スマホなんかもいい例かと思います。

私の場合、10代中盤くらいでスマホが普及し始めたので特に抵抗なく受け入れられました。

しかし上の世代になる程それは難しくなっていきます。

これは年代によってそれぞれが持つ「常識」が異なるからです。

ちなみに現代の日本の常識は45歳前後の人が持っている概念を指すそうです。

 

逆に自分が上の世代になった時、この原理を知っていれば「今までと違うから使わない」と切り捨てるのではなく「新しいもの」として素直に受け入れられるのではないか。

35歳という境界線をなくして、新しいものを取り入れた刺激のある人生を送りたいものですね。

 

ミレニアル世代

1980年代以降に生まれた世代は「ミレニアル世代」と言われるそうです。

この世代の特徴としては、

「ある程度裕福になった後の世代であるため、お金や出世などに高いモチベーションを持ちづらい」

ということです。

確かに自分の親の世代なんかと比べると「車が欲しい」「家が欲しい」という考えを持つ人も比較的少ないんじゃないかと感じます。

 

それではミレニアル世代は人生に何を求めるのか?

贅沢なもので、何を求めるのかが明確でないのもミレニアル世代の特徴です。

変な話ですが「人生の意義や目的」そのものに価値を感じるようになりつつあるそうです。

 

内面的な「価値」が重要視される

上記でも触れましたが、資本主義社会では「内面的な価値」は重要視されず「有用性としての価値」が重要視されてきました。

しかしこれからの価値主義社会では「内面的な価値」が重要になってきます。

 

自分が満足できる事象に価値が出てくる。

それはつまり「好きなことに熱中できる人ほど価値が大きくなる」ということ。

YouTuberはそのいい例かと思います。

爆発的に有名になった人も最初からそこを目指してやっていたわけではないと思います。

自分が好きなことを動画にして、それをネット上にアップする。

動画が面白ければ「いいね」や「再生数」といった可視化された状態で返ってくる。

それが積み重なり有名になっていきます。

 

これは投稿者目線での話ですが、視聴者目線ではどうでしょうか。

 

動画を見ることでお金がもらえるでしょうか?

動画内で紹介していたものをもらえるでしょうか?

 

いいえ、もらえません。

 

ではなぜ動画を見てしまうのでしょうか。

それは面白かったり、自分の求める情報が手に入ったりと内面が満たされるからです。

そこに価値が生まれているのです。

その価値を多く提供している投稿者ほど有名になっていきます。

 

これからはそういう時代なのだと感じました。

自分自身の内面を満足/成長させ、かつ周囲の内面も満足/成長させる人がこれからは強い時代。

どうすれば周囲にそんな影響を与えられるのか。

それは自分自身がその事象に熱量を持って取り組んでいることが大事です。

好きなことで生きていく。

どこかで聞いたことのあるフレーズですが、これからはそれを実践できる人ほど価値のある存在になっていく流れがあると学びました。

 

「お金」のためではく「価値」を上げるために働く

私自身が不安を抱え意識している部分ではありますが

「この会社を出てもやっていけるのか」

ということ。

 

どういうことかというと、お金を稼ぐためだけに働くのであれば仕事を片付けていくことで達成できると思います。

多少強引ではありますがそういうことだと思います。

ではその会社を出た時、違う環境でどうなってしまうでしょうか。

何も考えず働いていると、

自分のスキル、つまり価値としては何も残っていない可能性があります。

外に出た途端に何もできなくなってしまう。

こんな恐ろしいことはありません。

そのためにも「自分の価値を上げるために働く」という視点は重要だと思います。

自分の価値をあげればお金は後からとついてくる。

私はそう信じて、スキルを上げるべく仕事や勉強に取り組んでいます。

もちろん技術だけ伸ばして受動的に待っていてはダメだと思います。

しかし、技術すらなかったそれこそダメです。

 

これからは「個としての価値」を上げていかなければ生き残れない時代。

機械的にできる作業はAIなどに置き換わるでしょう。

そんな環境で「自分にはこんな価値がある!」と胸を張って言える武器を手に入れるべく生活していこうと思います。

 

おわりに

本記事には登場していないキーワードなども当初にはたくさんありました。

しかし当書を通して「お金は単なるツール」ということを再認識しました。

 

”内面的な価値”

これからは本当にこの要素が大きな力を持つということを本記事を書いている最中も感じました。

内面的な充実は報酬回路を刺激し、より一層行動力が上がるなどいい循環を促すことができます。

 

そして

”自分の価値を高めること”

ここに重きを置いて過ごしていこうと思いました。

お金を稼ぐ為だけに働いていては、これからの時代は取り残されてしまう。

そんなことを気づかせてくれるきっかけにもなりました。

 

【読書】「マンバメンタリティ」から学んだこと

f:id:yurulow23:20200222142453j:plain
どうも。

キクです。

 

今回は、NBA選手として偉大な功績を残してきたコービー・ブライアント選手の書籍を読んで学んだことを書いていきたいと思います。

 

先日悲しい事故によりその生涯に幕を閉じることになりました。

本当に信じられないし、悲しいことです。

しかし、これからもバスケットボール界でコービー選手が生き続けることは間違いありません。

そして私もコービー選手から学んだことを私の中で生かし続けていきたいと思っています。

 

バスケをする人以外でも、コービー選手の考え方から吸収することは多いと思いますので一度手に取ってみることをおすすめします。

 

タイトル:KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY

著者  :コービー・ブライアント

出版社 :イースト・プレス 

監訳  :島本和彦

 

自分に合っていることが大切

コービー選手が現役生活の中で取り組んでいた筋力トレーニングは、シーズン中や夏場を問わず月・火・木・金に90分間行っていたそう。

 

注目したのはその内容でした。

 

"自分より前に存在した偉人たちに効果があり、自分にも効果があるならば、それを流行りの何かに変える必要はない"

 

レーニングに限らず、様々な事象において”流行”というものはあります。

しかし、大切なのはその流行は自分に合っているのかどうか。

流行っているものを実践すれば自分にも効果があるとは限りません

取り入れたものが古いものでも、それが自分に合っているならば実践すべきであり、継続して結果に繋げられれば成長できます。

 

コービー選手のような超一流の選手の練習は、最先端の華々しいものを想像してしまいますが、実際にはそこは重要ではなく「自分に効果があるもの」という部分を大切にしていることがわかりました。

 

「新しい」「古い」に固執しすぎず、”自分に合っているのか”という尺度で物事を見極める感覚が大切なのかもしれません。

 

深夜のワークアウト

私がこの書籍を購入するきっかけにもなったトピックスの1つがこの「深夜のワークアウト」です。

コービー氏はこのように考えていました。

 

1日を早く始めれば、日々のトレーニングをもっと増やせる

 

1日のうちに複数回のトレーニングをこなしていたコービー選手の場合ですが、

レーニン数時間の休息レーニン

というサイクルを回す場合、1日の活動時間を増やすことでこのサイクルの量を増やすことができます。

その日々の積み重ねが大きな結果に繋がったんですね。

また、次のようにも述べていました。

 

1日を早く始めたら、バスケットボールと日常生活のバランスが良くなった

 

これはバスケットボール選手に限らず見習わなければならないところだなと感じました。

深夜なのか早朝なのかは人それぞれ合った方を選択すれば良いのですが、活動時間を延ばして”自分のやりたいことに取り組む時間”をしっかり確保することでQOL-生活の質-は間違いなく上がります

これは私自身実践して感じていることでもあります。

 

仕事に忙殺された毎日を繰り返すよりも、少しでも時間の使い方 作り方を工夫して自分のための時間を過ごすことを大切にしたいものです。

 

異なる環境でも同じルーティー

コービー選手は試合前や練習前には決まって行う練習があったそう。

それはゴール付近の短い距離からシュート練習をスタートし、徐々に距離を伸ばしていくというもの。

"いつでも、どこでも、どんな状態でも"

試合前ならそれを行った後にその日試合を行う環境に適応していく。

 

毎日繰り返し行い、身体に染み込ませた感覚でスタートする。

そうすることで

異なる環境でも、いつもと同じ

を再現していたのではないかと感じました。

 

これはスポーツ選手でなくても参考になると思いました。

・取引先でのプレゼンで緊張する

・今日は失敗できない作業で緊張する

そんな状態でも、毎日変わらず実践しているルーティーンを持って、それを実践することでいつもと同じ環境を作り出して心を落ち着かせることできるのではないかと。

 

JUST DO IT -ただやるだけ-

この書籍を通して私はコービー選手が自分に厳しい人間だったということを知りました。

 

"日々の準備を怠らない"

"早朝であろうと深夜であろうと、やるべきことを全力でやる"

 

自らに厳しいルーティーンを課し、ただただそれを実行する。

そうすることが大きな結果に繋がっていたのです。

 

"50回試合に負けようが、大会で優勝しようが関係ない"

"同じ時間にジムに入り、やることをやるだけである"

 

私もそれを見習って、日々の積み上げを全力で実践していきたいと思います!

 

素顔の自分でいること

コービー選手は若い頃には「見た目」を重要視していて、メディアに対してもそういった対応をしていたそう。

しかし、時間が経つにつれてこのように考えるようになったそうです。

 

"ある人は好きになってくれるが、別の人には嫌われる"

"それならばあるがままの自分を晒して、好き嫌いは人に任せたほうがいい"

 

とても勉強になりました。

私も含め人の目を気にしてしまう人は多いと思います。

しかし、自分を好きになるか嫌いになるかを決めるのは最終的には自分ではなく他人です。

好き嫌いを決める最終決定権は自分にはないのです。

それならば素のままの自分を表に出して行動する。

その方が気持ちも楽で、素の自分に近づいてくれた人との関係はより深くなると感じます。

 

■さいごに

この書籍を通してコービー選手の考え方を知り、自分の中に吸収できることも沢山ありました。

また、とても躍動的な写真も沢山掲載されていて読んでいて

"バスケがしたい!"

と何度も感じました(笑)

 

冒頭でも述べましたが、コービー選手から学んだことは私の中でずっと活かし続けていきたいと思います。

 

たくさんの感動をありがとう。

 

ではでは。

 

【読書】「労働2.0」を読んでみて

f:id:yurulow23:20200126170307j:plain
どうも。

キクです。

 

オリエンタルラジオ中田敦彦さんの書籍を読んだので、吸収したい部分に関してアウトプットしてみようと思います。

先日、中田さんがYoutube

「本のすべてを吸収しようとしなくていい」

「自分が欲しい部分だけかいつまんで吸収すればいい」

と言っていたので、その読書方法は参考にしたいと思います。

 

タイトル:労働2.0

著者  :中田敦彦

出版社 :PHP研究所

 

「できない」の裏に潜む”準備不足”

このストーリーは実際に役立つ大切なことを言っているなと感じました。

(ここだけがそうなわけではないです。(笑))

 

仕事などで自分が提案したものに対して却下されてしまった場合、単純に「ダメだったか。」と諦めてしまってはいけない。

却下されてしまうのには理由がある。

「なぜダメなのか?」

「そもそも誰がダメと言っているのか?」

「どうすればOKをもらえるのか?」

そのようにして”できないの理由”を分析していくことで”できないできる”に変わる可能性がある。

 

分析のポイントは、

"要素をより細かく分解して原因を突き止め、そこから解決可能な部分で提案すること"

が王道とのこと。

原因は「人」なのか「お金」なのか「時間」なのか、はたまた「組織的なくだらない理由」なのか。

そこを発見して”準備”すれば解決に繋がる可能性は高まると学びました。

 

私は趣味の部分で、知らない間にそれをプチ体験していました。

朝活として筋トレをしていますが、朝の場合「出社時間」という変えられない締め切りが待ち構えています。

その中で朝の時間をより長く確保しようとした場合、「起床時間を早めるしかない」と考えていました。

しかし睡眠時間を削れば削るだけ日中のパフォーマンスに影響が出てしまいます。

これ以上は起床時間を早めるのはあまり現実的ではないと考えました。

そのため別の方法はないかと考えました

その結果、朝起床してからジムに行くまでの時間を削ることでトレーニング時間を少し長く確保できるという結論に至りました。

そのために必要なこと。

それは”前日の事前準備”でした。

 

今までは「起床準備軽い食事出発」でしたが、事前にプロテインなどの粉物をすべて準備しておくことで朝に行なっていた「準備」の部分が大幅に削られて出発までの時間が非常にスムーズになりました。

その結果、トレーニング時間を長く確保できるようになったのです。

 

今回の場合、「トレーニング時間を長く確保したい」という目的に対しての実現策は「起床時間を早くすること」だけではなく「前日に準備できるものはすべて準備しておく」という別の方法がありました。

つまり「できない理由」に潜む原因は1つだけではないということに気がつくことができました。

 

目的】そもそも何がしたいのか

【理由】なぜ断られるのか

【方法】目的を達成するための手段は本当にそれだけか

 

それを模索することが大切でした。

3タイプの人材

中田さんは3種類の人材が存在すると定義していました。

 

タイプA言われたことをちゃんとできる人

タイプB言われてことをできない人

タイプC言われてないこともする人

 

この中で一番出世するのはタイプCなのだそう。

「言われてないこともする人」というのは「やらなくてもいいこと」をやってしまう可能性もあります。

一方で「求められている以上の成果を提供」する可能性も持っています。

これは大きなアドバンテージですね。

なぜこのようなことができるのか。

それはタイプCの人は常に”目的”を考えて行動しているからでした。

目的を考えて行動すると、より良い状態で達成しようとします。

「なんのためにこれをするのか。」

「あれ?これもしておいた方がいいのでは?」

といった具合に。

先を読み、創意工夫して行動する。

こういう人は印象に残りやすい。

 

私はどちらかというとタイプAの人間なので、タイプCの行動について見習わなければなりませんね。

「人生は成功しなくてはいけない」は単なる思い込み

他の人より良い学校に入らなくては

他の人より良い仕事をしなくては

他の人より良い地位に行かなくては

 

基準とすべきは「他の人」ではなく「自分」でありたい。

中田さんは「人よりも良い場所」ではなく「自分がいるべき場所」に身を置こうと言っています。

私も以前は人と比較して、無駄に劣等感を感じて自身を持てない時期がありました。

しかし、「昨日の自分と比べて成長したか」を意識するようになってからはそのような劣等感はなくなり、成長を感じる頻度も増して前向きに前進できている気がしています。

「お金」と「やりがい」

よくある話として、

やりがいがあればお金なんていらない

つまらないけどお金になるからやる

と言ったものがあります。

これらは、「お金」と「やりがい」のどちらか一方を選択しなければいけない考え方です。

しかしこの2つは必ずしも二項対立であるとは限らず、両方求めてもいいのだと。

 

現状「やりがい」だけでは良くても、2年後、5年後はどうか。

虚しさを感じてくるのではないか。

それは「報酬は単なる利益ではなく、評価の基準、ひいてはその人の”尊厳の源”であるから」と書いてありました。

 

やりがいを求めた上で、報酬も求める。

「理想はそうしたいけど、そんなの無理」と諦めず、両方追求するべきなのだと思いました。

 

やりがいは仕事に向きあう”熱量

お金は自分に対する”自己肯定感

を与えてくれると学びました。

コンテンツ至上主義の罠

「いいものを作れば何もしなくても売れる」

「こんなに良いものなんだから心配ない」

 

いいものを作れることはその人の能力であり、誇るべきことだと思います。

しかし、いいものができたからその後は何もしなくていいと手を止めてはいけません。

 

いいものができたら、それをどのように提供するか

 

ここまでが1つのプロセス。

これも「お金とやりがい」に通ずることで、

・いいものを作るという「やりがい」

・それを創意工夫して提供して、しっかり「お金」を得る

これらを両立してはいけない理由はありません。

 

どんなにいいものを作ろうとも、それを

”どう魅せるか”

”どうすれば売れるのか”

を工夫しなければ、その他大勢に埋もれてしまう。

作って満足はでは不十分。

それは自分という人間に対しても同じだと思いました。

スキルを身につけた上で、それをどのように価値提供できるか。

そこまで実践して、意味のあることになるなと。 

弱点を知ることは才能発見の第一歩

自分の弱みを知ることは才能を発見する第一歩に。

欠点と美点は表裏一体」と表現されていました。

 

弱いことでそれを補うために他の力を伸ばすことができる。

「あの人にはできるのに自分にはできない」

それを感じてただ嘆くのではなく、それゆえに持っているものがあるはず。

あるいはそれを起点にどうすればいいかを考える。

それが才能を開花させる第一歩になりえるのだと知りました。

小さな「個性」の組み合わせが希少価値を生む

ここの話は印象的だったので残したいと思いました。

”個性”というと何か特別なものと捉えられがちです。

それゆえに

「自分にはなんの個性もない」

と捉えてしまうことも多いと思います。

しかし、どんなに小さくともその人固有の”個性”があるはずです。

その小さな個性1つだけみれば他にも持っている人はいるかもしれません。

しかし、それとはもう1つ別の小さな個性を持っていた場合。

その2つの小さな個性の組み合わせを持っている人はぐんと少なくなります

さらにもう1つ持っていた場合...。

このように1つの大きく特殊な個性を持っていなくとも、小さな個性を複数組み合わせることでその人の希少価値/独自性を生み出すことは可能なのだと知り、勇気をもらいました。

 

【読書】「時間革命」を読んでみて

f:id:yurulow23:20200119161830j:plain

どうも。

キクです。

 

今日は最近読んだ書籍「時間革命」で、学んだ部分が多かったのでインプットのためのアウトプットも兼ねて書いていきたいと思います。

自分の経験をリンクさせて書くことで、振り返った時にも入って来やすいのかなと思って書きます。

 

タイトル:時間革命

著者  :堀江貴文

出版社 :朝日新聞出版

 

それでは早速内容に入っていきたいと思います。

”自分時間”を増やして、人生の質を高める

この書籍に度々登場する言葉として、以下の定義がありました。

 

自分時間:好きな仕事、趣味、やりたいこと、たのしいイベント、気の合う仲間との飲み会など

他人時間:やらされている仕事、通勤、したくもない電話やメール、気を遣う飲み会など

 

人生の質を高めるためには、いかに”自分時間”を増やせるかが重要とのこと。

私の場合、1日に3種類の"自分時間"を設けています

 

朝    :筋力トレーニン

スキマ時間:読書(時期により波がある)

夜    :仕事のスキルアップを目的とした学習

 

朝は邪魔をする要素がないので、"自分時間"を確保するのに最適だと実感しています。

朝に"自分時間"を確保することで、自分のペースで1日をスタートすることができるのでとてもオススメです。

 

このようにして"自分時間"を確保することは日常生活の質を高める上で大切だということをすでに実感していたので、素直に「なるほど!」と共感する部分が多かったです。

また、これを継続することで

"日常の質の向上→ "人生の質の向上"

に繋がると思うので、今後も継続していきたいと思います。

 

”暇”は時間を捨てている

自分時間”と”他人時間”という概念がある中で、””という概念も存在する。

ここ最近は暇な時間があると「時間がもったいないな」という思考でいられるようになりましたが、数年前までは平気でダラダラ過ごすこともありました。

 

”というのは”自分時間”を確保できるにも関わらずそうせずに、ただただ過ごすようなものです。

今でこそは””を作らないように取り組めていますが、以前はできませんでした。

それ自体が普通だとも思っていました。

何が違うのか。

それは”明確にやりたいことがあるかないか"だと私は感じています。

筋トレは以前から大好きでずっと続けていますが、最近は「学びたい」というやりたいことを持てたので、スキマ時間なども積極的にインプットの時間に充てるようにしています。

 

この”学びたい欲”はどこから来たのかというと「生活を豊かにしたい」というところからです。

もっといえば「生活を楽にしたい」かもしれません(笑)

理由はなんでもいいのだと思います。

人を動かす原動力は人それぞれ。

でも今自分の中にあるその欲は””というものをなくすための原動力となり、QOLの向上に繋がっていることは間違いありません。

 

”悩み”に”自分時間”を奪われない

「あの時~していれば」

「あの人に~って思われたらどうしよう」

 

人がどう思っているかはその人にしか分かりません。

悩みに悩んだ結果、その人は全く違うことを思っているかもしれません。

あれこれ悩む時間はストレスとなり、同時に”自分時間”を奪っていきます。

過去のことで悩むのも同様です。

起きてしまったことは変わりません。

次に同じことが起こらないようにするために考えるのはアリだと思いますが、ずっと考えて悩み続けるのはナシですね。

 

私自身そういう思考回路になってしまうことはあります。

なのでこの書籍で学んだことを思い出しながら”悩み”に”自分時間”を奪われないことを心がけようと感じました。

 

少し前までは

「同じ時期に会社に入ったはずなのに、あの人はなんであんなに技術があるのだろう」

と他人と比較して悩み、焦る時期もありました。

しかし自分とその人は同じではありません。

歩んできた道が違います。

そんなことに悩むよりは”今日の自分”と”昨日の自分”を比較して、

昨日より成長したな!!

と思えるような毎日を過ごせるように心がけています。

そういう思考を持てるようになってからは変にストレスを感じることも減りましたし、”自分時間”で自分の成長に繋がる行動を積極的に取ろうと思えるようになれています。

その方が断然人生の質が上がっていると実感しています。

 

スキマ時間を埋めるコツは”やりたいこと”を決めること

上記でも少し触れましたが、やりたいことが明確にあると”暇な時間”がもったいなく感じます。

逆に言えば、やりたいことがあればその”暇な時間”でやろうとすると思います。

 

最近の私の場合、通勤時間などの移動時間はKindleなどで読書をしてインプット作業をするようにしています。5分10分の少ない時間でも、その時間で読んだ一説に自分の中で光るものがあればそれは充実した時間になります。

たかが数分でも、毎日継続したら相当な時間になります。

1年後2年後、少しずつ積み上げたものが人生を豊かにすると信じてこれからもスキマ時間は有効活用していこうと思っています!

 

全部を自分でやろうとしないこと

自分時間”を増やすためには全部を自分でやろうとしてはいけない。

これは今後の私に必要なことだなと感じました。

今の仕事の業界において、まだまだ新米な私にとって

「あれもこれも自分でしっかりやらねば」

というマインドで仕事をしています

・・・実際にできているのかは別として。(笑)

 

こうするといろんなことに時間を使ってしまいます。

これから私が成長して、後輩などを持つようになった時には

”人を使う”

ということを実践していかなければ”自分時間はどんどんなくなってしまいます

自分のリソースをどこに使うのか」ということを意識できるように頑張りたいと思います。

 

また、「マルチタスキングは結果的に非効率」という情報を目にすることもありますが、この書籍では「どうでもいいことはマルチタスキングで素早く処理してしまうべき」とありました。

・全部を1点集中で!

・全部をマルチタスキングで!

どちらでもなく、人生における優先度でうまいこと使い分けるのだということは勉強になりました。

 

世の中の事柄はグラデーション

この世に絶対的な正解はない。

その方法が合う人もいれば、合わない人もいる。

はたまた同じ人の中でも合う時期もあれば、合わない時期もある。

 

この概念は筋トレで経験していることに近いなと思いました。

youtubeで筋トレの動画を見て、その方法を実践する。

「憧れの人がやっているメニューだから大丈夫!」

それだけの理由で判断してはいけない。

それが自分に合っていれば正解となる。

しかし自分に合わなくなる時期が来るかもしれない。

そしたらまた別の方法を試してみればいいのです。

 

行動してこそ分かることがあるのだなと身をもって経験しています。

 

この書籍のグラデーションという概念からは、あらゆることにおいて”決めつけ”は良くなく、自分にとってどうかを見極められるようになりたいなと思いました。

Amazonのレビューにしてもそう。

すごい低評価でも自分にとっては合っているかもしれません。

もちろんレビューは”判断材料”にはなりますが、決めつけはしないようにしようと思いました。

これは他のことにも通じることだと感じました。

 

ストレスの原因は「過去」と「未来」

この話はハッとさせられるものがありました。

「明日のプレゼンへの不安」

「昨日の顧客とのやりとりの後悔」

 

”逆にプレゼンしている最中はそれほどストレスは感じない” と。

 

つまり「現在」には大したストレスはないと書いてありました。

頭の中での空想には増強がかかることが多く、余計なストレスがかかってしまう。

このことから「いま(現在)を生きることが大切」なのだと学びました。

 

おわりに

今回、読書でインプットした内容をアウトプットしてみましたが、読書中に感じたことをより深く自分の中に落とし込むことができたように感じました。

同時に、"誤った伝え方をしてはいけない"という緊張感もありました。

 

しかし、読者によって捉え方はさまざまなので"決めつける"のではなく一個人の捉え方
として書けたのではないかと思います。

 

きっと読んだだけでは忘れてしまいますが、アウトプットすることで記憶に残りやすく振り返りやすいかなと思い今回書いてみました。

今後もこういった形で自分が読んだ書籍をアウトプットしていこうと思います。

 

ではでは。